こばると歴史探訪ログ

関西の史跡や寺社を訪れた記録です

第十三代:成務天皇(せいむてんのう)の狹城盾列池後陵(さきのたたなみのいけじりのみささぎ)

成務天皇の陵墓は奈良県の平城宮跡の北にあります。垂仁天皇の皇后日葉酢媛命の陵墓の側にあり同日に訪れました。

 

 

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御陵名は、狹城盾列池後陵(さきのたたなみのいけじりのみささぎ)といいます。この漢字は読めません。読める人はかなりの古墳マニアですね。

 

垂仁天皇の皇后と仲良く並ぶ見事な前方後円墳です。成務天皇は実在性がいまひとつ明確でないようですので、ここの陵墓も宮内庁の指定がそうなっているだけのようです。成務天皇は景行天皇の第二子で兄は日本武尊。次の天皇は兄の子である仲哀天皇をたてたとされています。

 

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すぐ近くに駐車場がありましたので自撮り。最近買ったMA-1を着ています。

 

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ここも綺麗に整備されていて、ちょっとした自然公園になっています。古墳には入れませんが、これだけの自然の空間がゴミひとつ落ちていないで綺麗に整備されているというのは素晴らしいですね。清掃や伐採の維持管理費などは、どうなっているのでしょうか。宮内庁の予算を調べてみると、 

 

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年間2600万円です。全部の陵墓をこの費用で管理できるわけはないので、お金の出所は宮内庁でないのでしょうか。後は人件費?国土交通省か文化庁?