こばると歴史探訪ログ

関西の史跡や寺社を訪れた記録です

第十四代:仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の惠我長野西陵(恵我長野西陵:えがのながののにしのみささぎ)

仲哀天皇の陵墓に行ってきました。下道は道路が混むので高速で行きました。西名阪自動車道の藤井寺ICから降りてすぐです。

 

古市古墳群(ふるいちこふんぐん)の中にある岡ミサンザイ古墳が仲哀天皇陵とされています。

 

仲哀天皇は、十二代景行天皇の皇子である日本武尊の第2子。母は垂仁天皇の皇女・両道入姫命(ふたじいりひめのみこと)。景行天皇の皇子で十三代成務天皇の甥です。成務天皇が崩御した2年後に即位。気長足姫尊(神功皇后)が奥さん。父親が日本武尊、奥さんが神功皇后で、二人とも伝説的人物であるところから、仲哀天皇の実在性も明確ではないとされています。

 

密集した住宅街の中で、入り口が拝礼所の近くでなく、右のほうにあったため、探すのに少しばかり手間取りました。

 

 

見事な前方後円墳です。

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第21代雄略天皇の御陵ではないかともいわれているそうです。指定は一度リセットしたほうがいいかもしれませんね。

 

写真では撮っていませんが、この拝礼所は住宅に囲まれていて、閉鎖的な場所になっています。入口もわかりにくく、知っている人でないと簡単に来れる場所ではありません。家の裏に古墳があるなんてどういう気持ちかなあ、と思いました。ここは皇族の方は来ないでしょう。古墳の周囲の住宅に住んでいるというのも、なんだかいいですね。少し羨ましく思いました。