順徳天皇陵は、後鳥羽天皇と同じく大原陵になっています。
順徳は、1200年に土御門天皇の皇太弟となりました。1210年後鳥羽上皇の強い意向により、土御門天皇の譲位を受けて践祚し、14歳で即位しました。譲位した後は後鳥羽上皇による院政が継続されました。
穏和な兄の土御門天皇とは対照的に、激しい気性の持ち主だと言われていて、後鳥羽上皇から大きな期待を寄せられていました。
王朝時代の故実研究に傾倒したこと、周囲には平家の関係者が多かったことにより、父上皇の討幕計画に参画し、鎌倉幕府打倒に積極的で、承久の乱を引き起こしたものの倒幕は失敗に終わりました。
在島21年の後、1242年に佐渡で崩御しました。佐渡島の真野御陵が火葬塚になっています。
佐渡島にはまだ行ったことがありませんが、フェリーが出ていますので、一度ツーリングがてら行ってみようと思ってます。
ただし、大阪から佐渡島に渡るフェリー乗り場までは片道500キロほどなので、三泊泊四日くらいの旅行でゆっくり回ったほうがいいでしょうか。
さて天皇陵巡りも、最終フェーズの残り三分の一を切りました。残りの天皇は40人になりました。
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月輪陵と北深草陵は複数の天皇の陵になっていますので、回る陵は十数か所になります。頑張れば2023年中にすべてを回りきれるかな。隠岐島、四国、佐渡島の火葬塚も行くつもりです。