こばると歴史探訪ログ

関西の史跡や寺社を訪れた記録です

第七十九代:六条天皇(ろくじょうてんのう)の清閑寺陵(せいかんじのみささぎ)

六条天皇陵は清水寺の東(裏)側にある清閑寺にありました。

 

116号線から入ったところにバイクを止めて、石段をあがりました。

 

清水寺への裏道の入り口に、陵の石碑案内板がありました。

道路をそれて山道に入っていきます。

登山道のような小道です。

数十メートルで歩かないうちに陵が見えてきました。

 

修繕中のようです。

 

八十代の高倉天皇と同じ場所なんですね。

 

六条天皇は、二条天皇の息子です。二条天皇は後白河院と対立していましたので、息子の二条天皇を数え2歳で立太子し、その日のうちに践祚(せんそ・譲位のこと)しました。歴代最年少での即位です。

 

その後二条が崩御すると、在位2年8か月で祖父後白河上皇の意向により、叔父の憲仁親王(高倉天皇)に譲位して歴代最年少の上皇となりました。

 

それから後白河院の庇護下に置かれ、元服を行うこともなく、数え13歳(満年齢11歳8ヶ月)で崩御しました。死因は赤痢と言われてます。もちろん后妃も子もありませんでした。