こばると歴史探訪ログ

関西の史跡や寺社を訪れた記録です

比叡山延暦寺めぐり

比叡山延暦寺へ行ってきました。

 

延暦寺へのアクセスは、車だと比叡山ドライブウェイを利用します。京都平野と琵琶湖の間にある、山の尾根を走る17キロほどの道です。

ドライブウェイは有料です。片道の通り抜けで、自動車は2430円。バイクは1680円でした。バイクは日曜祝日は通行止め。今回は車で行きました。

 

ドライブウェイにはいくつか展望エリアがあります。眺望はなかなかよいです。以下は登仙台駐車場からの眺め。霧のため遠くはよく見えませんでした。

 

比叡山の訪問場所は、「東塔地域」、「西塔地域」、「横川地域」の三か所があります。それぞれがかなり広いです。今回、三か所の主な建物を回りましたが、六時間くらいかかってしまいました。

標高が800メートル超えますので、気温は少し低く、半袖では寒いかな、と最初は思いましたが、歩いていると体温も上がってきて、空気もいいし、とてもいい運動になりました。

 

仏教史の勉強にもなります。比叡山延暦寺は、最澄が天台宗を起こした場所ですが、多くの有名な僧の修行の場でもありました。天台宗だけでなく、法然(浄土宗)、栄西(臨済宗)、親鸞(浄土真宗)、道元(曹洞宗)、日蓮(日蓮宗)についても学べるように、パネルが設置されていました。

 

建築物の見学としては、織田信長の焼き討ちや、度重なる火災で、古い建物はほとんど残っていません。しかし自然と一体化した建築物は、よい雰囲気がありました。

 

西国三十三か所の番外寺でもあったので、御朱印もいただきました。