第七十一代の後三条天皇も圓乘寺陵です。
後三条天皇の在位は1068年から1073年。
後朱雀天皇の第二皇子でした。藤原氏を外戚としない天皇は宇多天皇以来170年ぶりでした。
異母兄の後冷泉天皇の即位にあたり、12歳で皇太弟となります。
生母が藤原氏の出でないため、関白頼通・教通兄弟に疎んじらていました。しかし頼通らは、後朱雀天皇の嫡男である後冷泉天皇の系統に皇位を一本化するため、後三条天皇を皇太弟としたそうです。
後冷泉天皇は、正式な后妃との間に皇子に恵まれることのないまま崩御し、後三条天皇が即位しました。
後三条天皇の治世は摂関政治から院政へ移行する過渡期となったようです。後三条天皇は歴史的にほとんど興味がわきません。
とりあえず記事にしただけ。しばらく天皇陵巡りは休憩します。