こばると歴史探訪ログ

関西の史跡や寺社を訪れた記録です

第九十八代(南朝第三代):長慶天皇(ちょうけいてんのう)の嵯峨東陵(さがのひがしのみささぎ)

長慶天皇陵は、嵐山駅の東側、住宅街の中にありました。

敷地はかなり広いです。

隣に皇子の陵もあります。

南北朝時代の天皇の在位については、不明確な点が多いようです。

 

明治天皇が南朝を正当とする勅裁を下した際も、長慶天皇の在位は認定されていなかったそうです。

大正時代になってようやく長慶天皇の在位の事実が公認されるに至ったとのこと。

 

長慶天皇の出生や在位中のことについて、Wikipedeaを読んでもぼんやりとしたことしかわかりません。古代の王みたい。

 

とはいいつつも、陵はとても立派な施設になってました。歴史上の存在感がないので、参拝する人もあまりいないんじゃないでしょうか。