こばると歴史探訪ログ

関西の史跡や寺社を訪れた記録です

第六十一代: 朱雀天皇(すざくてんのう)の醍醐陵(だいごのみささぎ)

朱雀天皇の醍醐陵は伏見区の醍醐にありました。

 

 

醍醐天皇陵の近くです。

住宅街の中にあります。


 

朱雀天皇は、醍醐天皇の第十一皇子でしたが、兄とその子は(道真の怨霊のせい?)で早逝し、母が藤原基経の娘でしたので、立太子となりました。

 

治世中の935年に平将門が関東で反乱を起こし、次いで翌年には瀬戸内海で藤原純友が乱を起こします(承平天慶の乱)。

 

940年に藤原秀郷の手により将門は討たれ、翌年には橘遠保により藤原純友が討たれます。

 

日本三大怨霊は、道真と将門と崇徳天皇ですが、二代続いて怨霊続きだったのです。

 

在位は、930年から946年。17歳で即位し30歳で崩御と短い人生の天皇でした。同母弟の村上天皇に譲位します。