先週は病気だったので週末は休養してましたが、バイクに少しだけ乗って、近所の田能遺跡へ行ってきました。
入り口には広い駐車場があります。無料です。それほど混雑する施設ではなさそうです。
入場料も無料です。この遺跡の発掘は1965年。資料館は5年後に開園されました。隣接する工業用水の配水場を開発するときに遺跡が見つかったとのこと。
展示場は常設室と特別展示室の2部屋だけ。こじんまりとしてますがわかりやすく展示されてました。
弥生時代の生活がわかる日用品が展示されています。石器と土器が中心ですね。
先日行った柏原博物館との違いは、海の側にあった集落地であるということ。稲作だけでなく、狩りや漁の暮らしも行っています。
他地域との交流も盛んであったことが土器の比較からわかります。
土器で作った棺です。
これが棺の形。棺に入れるというのは、その土地の有力者でしょうか。キノコのような面白い形です。
一般人の衣服の再現。これは寒いでしょうね。冬場は毛皮とかも着ていたんでしょうね。
敷地内に庭があって、当時の家を再現していました。
円形平地式住居です。当時こんなに綺麗に藁葺のカットはできないでしょうけど、だいたいこんな雰囲気。
こういう家に大家族で住んでいたんですね。毎日キャンプのような暮らしです。自然との闘いなんですね。今の便利な時代を築いてくれた人類の先輩方に感謝です。
こちらが方形竪穴式住居です。あたらしくなるほど四角になっていったそうな。
丸形よりはみんなで寝るときに使いやすそうです。丸いテントより四角いテントのほうが使いやすいですからね。
小さな施設でしたが、弥生時代の庶民の暮らしが想像できる良いところでした。