京都大原にある建礼門院(平徳子)の陵を訪れました。
雪がまだ残っていました。
雪があるので雰囲気がよいです。
陵を訪れたあと、隣にある寂光院に行きました。
ここは平徳子が隠遁していた場所だそうです。
平 徳子は、平清盛の娘で、第80代天皇・高倉天皇の皇后(中宮)です。
安徳天皇を産みました。
高倉天皇の死後、安徳天皇が即位し、国母となります。清盛が死ぬと、源氏の木曾義仲の攻撃により都を追われ九州に落ち延びます。そして壇ノ浦の戦いで安徳天皇と母の時子は入水します。徳子は生き残って京へ送還され出家します。大原寂光院で安徳天皇と平家一門の菩提を弔いました。
平家物語の最後では、この場所を訪れた後白河法皇に、自らの人生を語り全巻の幕引き役となっています。