こばると歴史探訪ログ

関西の史跡や寺社を訪れた記録です

第四十二代:文武天皇(もんむてんのう)の檜隈安古岡上陵(桧隈安古岡上陵:ひのくまのあこのおかのえのみささぎ)

文武天皇は、第42代の天皇。在位は697年から707年です。 天武天皇と持統天皇の孫にあたり、若くして天皇になったようですが、在位は10年ほどで早逝しました。お祖母さんの後ろ盾で天皇になっただけで、あまりこれといった業績もないようですけど、平和な一生であったのかもしれません。

 

文武天皇陵は、有名な高松塚古墳の近くにあります。高松塚古墳の被葬者は不明なのですが、文武天皇と同時期の古墳なので、天武天皇の皇子(忍壁皇子か高市皇子)ではないかともいわれています。

 

車で行ったのですが、周囲は田畑でなんだかひっそりとした寂しい場所に思えました。高松塚古墳を含めて、このあたりを散策できる散歩道があるようです。

 

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古墳を回ってみると、奈良の田園風景は落ち着けるものがあります。普段大阪のごちゃごちゃした街並みで生活しているので、やはり自然が目に優しいのでしょうか。

 

昔から大阪に住んでいる人にとっては、生駒山の西側の奈良を田舎と感じているようですが、飛鳥京、藤原京、平城京などがあった時代は、都は奈良盆地にあり、大阪(難波)は地方だったので、昔の奈良人は逆に大阪住民を馬鹿にしていたかもしれません。